木のあじわい (2018年05月12日)

ワンズキューボは、無垢No.1の木質総合建材メーカー

ウッドワンの無垢材を採用しています。

永い年月をかけて大木に生長した木の一本一本を

大切に思い、無駄にすること無くフローリングや建具などに

製品化されます。

今日はその無垢材の魅力をご紹介します。

 

●木肌-うづくり仕上げ

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透き通った柔らかな色合い。

光を優しく照り返す艶。

手にしっくりと馴染む感触。

無垢材は繊細な素材であるが故に、

仕上げの僅かな差で表情が大きく変わってきます。

そのため高い技術と経験が欠かせません。

伝統の技が活きる「うづくり仕上げ」は、

木目を立体的に浮き立たせることで

木肌の素材感を引き出し、無垢材ならではの

風合いをいっそう際立たせます。

また、表面が凹凸になっているので、

傷がついても目立ちにくく、

適度に滑りにくい仕様になっています。

 

●経年美化

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時を経るとともに無垢の木はその木肌の色合いを

深めていき、深い味わいを増してきます。

この変化を経年美化といい、無垢の細胞内に含まれている

樹脂が時間の経過とともに表面に浮き出てくる

ことから起こります。

変化する濃度は含まれる樹脂の量で異なり、

無垢の厚みが大きいほど、深い飴色へと変化する

様子を味わえます。

年月を重ねたからこそ出る美しさ!ですね。とても魅力的です!

 

●木肌のぬくもり

木にはほかの素材に比べて熱を伝えにくいという

性質があります。触れた時に金属のように

ヒヤリとしないのは、木が手の熱を奪わないからです。

また、無垢材ならではの色合いや木目模様が視覚的にも

ぬくもりを伝え、和みを感じさせてくれるます。

 

●調湿作用

無垢の木には、ある程度まで乾燥すると、

周囲の水分を吸放出して自らの水分を保とうとする

性質があります。

たとえば周囲の湿度が高い時には空気中の水分を吸収し、

空気が乾燥して湿度が低い時には自らの水分を

放出することで、常に60%前後の湿度に調節してくれます。

これを調湿作用と呼び、木が建材として加工された後も

しっかりと生きている証拠でもあります。

このため無垢材を使用した室内では、湿度の変動を抑え、

結露の少ない、快適で健康的な空間を作り出すことができます。

ちなみに60%前後の湿度は、人が快適に過ごせ、

カビやダニ、ウイルスが発生しにくい湿度でもあります。

 

いかがでしたか?

無垢の良さって住んでみるとよくわかります。

日々の暮らしの中で無垢の温もりを肌に感じながら

木とともに成長する喜びを味わっていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

家創りで悩む人… (2018年05月12日)

さて本日は

「~はじめてでも失敗しない~家創り1stステップセミナー」

を午後から開催しますが

その中でもチョッと触れる話をします

 

最近のお客様と話をしていると

「家創りで悩む人」

が多いです!!

それは

「理想の家と予算が合わないからどうしよう…」

という事ではなく

「自分達はどういう家に住めば良いんだろう…」

とか

「そもそも良い家・理想の家ってなんだろう…」

って悩んでいる方が多いようです

皆さんも薄々気付くとは思いますが

私が思うに今の時代

情報過多だから自分の中で処理しきれないんだと思います…

下の画像はうちの会社の本棚の一部ですが

建築の本

 

 

 

 

 

 

最近の皆さんの情報の仕入先は

やはりネット

そして本

だと思います

うちに来たお客様で過去に「凄いな…」と思った人は

「私は住宅関連の本100冊以上読みました!!」

「体験宿泊に50軒泊まりました!!」

というツワモノの方もいらっしゃいました

でもそういう人達もよくよく話を聞いてみると

「なんだかどれが良い家か分かんなくなっちゃった…」

という状態になってました…

 

前回の話で私は下記のように定義しました

<前のブログを参照したい方はこちら>

「良い家」…基本性能が優れている家

「理想の家」…住まい手それぞれの理想の家

これは似て非なるものです

依頼先の選び方としては前回書いた通り

「まずある一定レベル以上の性能を持った家が作れる会社を探し

その中から自分達の理想を叶えてくれる会社を絞り込む」

となるのですが

家創りを始めた時は

まず

「自分達にとって理想の家ってなんだろう?」

という事を家族皆でよく話し合い

キチッと決める事が重要です!!

これが「家創りの目的」になるので

ここがブレては絶対にダメです!!

ここの「軸」がブレてしまうと

悩みのドツボにはまります…

やっているうちに紆余曲折あって

結果的に当初の理想と変わる可能性もありますが

まずしっかりとした土台があることで

ちゃんと比較する事ができます

 

さて先程

一般的な情報入手の手段として

「ネットか本」

と書きましたが

これらについて書いておくと

ネットについては

皆さん自分が気になる項目を検索にかけると思います

本に関しては

本当は建築の専門書を読むべきなのですが

それは一般の方には難しいので

気になる雑誌やムック本

「○○の家を建てたい」

みたいなタイトルの本を読むと思います

 

皆さんもお分かりでしょうが

ネットにはウソの(根拠の無い)情報や

偏った情報が非常に多いです!!

 

私から言わせると…いまだに

「○○断熱と○○断熱どっちが良いんですか?」

とか言われる方がいるのですが

世の中必ず「メリット・デメリット」があります

完璧に「コレ」が優れているなんてものはほぼありません!!

断熱に関して言えば

施工がしっかりしていれば

どんな断熱材や断熱工法をやっても

あるレベルで暖かい家になるし

逆に施工がしっかりしてなければ

何やってもダメです!!

各会社の考え方で

どんな断熱材を使うか?

どんな断熱工法をするか?

違ってくると思います

 

さて

ネットでこういう事を発信しているのが

まぁプロも会社のブログ等で発信していますが

他には

・家創りを考えている一般の方

・現在家創りをしている方

等のブログだと思います

一般の方のブログだと…

・発信している方の理想・立ち位置がそれぞれ違う

・そもそもその人がどれだけの理解力・客観的な情報を知っているのか分からない

訳です

それぞれの主観

自分の都合の良いように話を展開する方が多いです

なので

同じテーマで検索しても

ある人は絶賛するし

ある人は酷いことを言うし…

 

という情報がドバーッと出てきてしまうので

「自分達の理想の家」

の軸がキチンと出来ていないうちに

このような記事を見てしまうと

「何がなんだか分からなくなる」訳です…

まぁ

もしかしたら

自分達の理想の家を後押ししてくれるような記事を見て

ホッとしたいのかもしれませんね…

 

また本に関してですが

やはり自分の興味がある本を探してきて読む訳で

もっと深く知りたかったり

納得したかったり

したいと思うのでしょうが

さっきの断熱の話じゃないですが

著者の欄の経歴を見ると

「○○断熱協会 理事」とか

「○○断熱を推進する工務店の社長」

とか書いている本が一時期多かったです…

そりゃ~

自分が勧める断熱材の

良い事しか書きませんよね~

他の断熱材の批判ばっか書く訳ですよね…

一般の方が手に取りそうな本には

そういうのが実は多いんです…

 

「じゃーどうしたら良いんだよ!!」

って話なのですが

何度も書きますが

まず

「自分達のブレ無い理想の家」

という目的をキチンと決めること!!

それから

著者や出展元・客観的なデータが出ている情報を選んで見る事!!

が重要になってくるのですが…

まぁ

一般の方にはやはり難しいかもしれませんね…

これが

今の時代の家創りが難しくなった…

と言われる由縁なのかもしれないですね…

情報化時代のデメリット…

プロ(設計事務所・工務店)等のブログでも

偏った意見や

根拠の無い話

自分達に都合の良いデータしか出さない

そもそも理解不足

というような記事が散見されますからね…

 

であれば

とにかく現物の建物を見るのが一番だと思います!!

でいろいろ足を運んでみて

いろんな人(建築士・営業マン・会社の社長…)

と話をしてみて

一番しっくり来た人ととことん話してみると良いと思います

そんな事をしていると

自然と

「軸」

が出来ると思います!!

とにかく家創りの早い段階で

「なんでも相談できるプロを仲間に引き入れる」

ことが出来れば理想的なのですが…

 

 

今日は長くなりました…

最後まで読んで下さった方

ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

シュッ〆