衆院解散-選挙-消費税先送り? (2014年11月19日)

高倉健さんが亡くなったそうですね…

私個人的には、

子供の頃に映画館で健さんの映画を見て、

ラストシーンで目の幅で

涙が止まらなかった記憶がありますが…

さて、

ここ数週間の予想通りと言いますか、

安倍首相が

消費税10%引き上げの先送りをかけて

衆議院を解散→年内選挙

という事になりそうですね。

まぁ、その是非は専門家の方に任せますが、

現状の建築業界は「政治頼み」とも言われています。

・消費税が8%になる事での駆け込み需要

・エコポイントやブランド化住宅等の補助金

なんかを「あて」にしてます。

・日本の少子高齢化

・長引く不況

・若い人のライフスタイルの変化

なんかで、

新築の着工戸数は急激に下がってます。

恐ろしいくらいの下がり方です。

なので、政治に市場を刺激してもらい、

受注をとっているという構図なのですが、

駆け込み需要なんかは明らかに

仕事の「先食い」です。

それが終わるとパタリと冷えます。

量産ハウスメーカーはもれなく

売り上げが前年比15~25%程度のマイナスだそうです。

そこで業界的には、

消費税アップを期待し、

市場を喚起してほしかったのでしょうが、

これで先が読めなくなりました…

俗に言う「様子見」のお客さんは

決断を先延ばしにし、

年明けには量産ハウスメーカーの

大リストラのニュースがあふれるかもしれません…。

いや、

どこかが潰れるというのも

ありえる話かもしれません。

さて、

で、

うちの会社というか、

地元の工務店なのですが、

正直、あまりこういう流れと関係ないと思います。

どちらかというと、

地場工務店に仕事を頼む方は

そういうことに動じないお客様が多いような気がします。

消費税アップ→家を買わなきゃ!

という方は、たいてい

近くの住宅展示場に行き

量産ハウスメーカーで家を建てるでしょう。

いや、「買うのでしょう」。

うちの会社の場合はありがたい事に

来年いっぱい分位の仕事はある状況で、

どうやって積み重ねていこうか?

と思っておりますが。

私は政治の流れ、と言いますか、

外部要因は気にせずに、

目指す方向を間違える事無く、

社内を見つめ、

次に備えたいと思います。

国の財政は厳しいのでしょうが、

まぁ、

個人的には消費税アップの先送りは

ありがたいのですが…

宮崎建設・一級建築士事務所HP

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