コロナ禍での化学物質過敏症

(2021年02月11日)

COOL CHOICE1

 

 

 

 

 

COOL CHOICE2

 

 

 

 

 

 

当社も加盟している

全国工務店協会JBN

という団体があるのですが

そこを通じて

環境庁より委託を受けた博報堂様より

「COOL CHOICE」

「みんなでおうち快適化チャレンジ」キャンペーン

の資料が届いて気ました

どれ…

ポスターは何処かに貼るか…

 

さて

うちのコンセプトは

「無垢の木・自然素材を利用し 小さなエネルギーでゆたかに暮らせる家」

ですが

自然素材を扱っていると

シックハウスや

化学物質過敏症(Chemical Sensitivity=「CS」)

で悩まれている方からもよくお問合せがあり

年に数回はそれらに関する工事も行っております

このシックハウス問題

関連法自体は2003年に施行され

内容としてはザックリ言うと

「有害物質を含む建材を使っちゃダメですよ!!」

という事で

その当時は

よくニュース等でも取り上げられてましたが

最近はあまり聞きませんよね?

では

この問題は沈静化したのか?

確かに建前として

「国が定めた」有害物質が含まれた建材は

流通しなくなりましたが

「それ以外の物質」で発症する方も多数いるのが実態で

問題が潜在化し

今でも根深く残っているのが現状です

 

私は建築士で医者ではありませんので

怪しい事は言いたくありませんが

今までシックハウス等で悩まれている方の仕事を通じての経験として

「自然素材だったら大丈夫!」

なんて事は全く無く

当社がメインで使用している

スギやヒノキ・蜜蝋ワックスもダメな方がいらっしゃるので

こういう仕事の際はいつも以上に

・充分な聞き取り

・綿密な打合せ

・事前の素材の吟味

が必要になります

 

さて

この話をしていると

まだまだ終わらなくなってしまいますが

こういった方々との仕事を通じてお知り合いになりました

京都にあります

「パハロカンパーナ自然素材研究所」

という所があるのですが

今年頂いた年賀状にこんな事が書いてありましたので

皆さんにもお伝えしておきます

以下抜粋原文まま

『…世の中の工務店・住宅メーカー・設計のほとんどの建築に携わる企業がシックハウス問題は解決し、自身が建築している建物が、住まい手を病気にする危険物を建築しているとは全く思っていないのが現状です。現在の住宅は高気密化が進み、生活する人が、無知・無防備の場合、消臭剤、芳香剤や防虫剤、柔軟剤や香りの強い洗剤を使用した場合、室内中が有害化学物質で汚染されます。コロナ禍の今、どこに行ってもアルコール消毒臭く、この消毒液でCSを発症した人が問合せて来た人だけでも、何人にも及びます…』

CSの方は(私は医者じゃないので何に反応してるのかは分かりませんが)

確かに臭い・強い匂いが苦手だという人が多いのですが

これを見た時にこのコロナ禍で

「今の生活では必須の『アルコール消毒』もダメな人がいるのか…」

というのが新しい発見でした

ですので皆さんにもお伝えしようと思い

あえて共有させてもらいました

この

コロナの新しい生活様式になってから

「なんだか体調が優れない…」

という方は

もしかしたらこの「アルコール除菌」が原因の一つなのかもしれません

あまり神経質になる必要は無いとは思いますが

何かの参考になればと思います

 

それでは

緊急事態宣言も延長されましたが

そろそろワクチンの接種も始まるとの事

あまり塞ぎこまずに

明るい未来を信じて頑張りましょー!!

 

 

 

 

 

シュッ〆

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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