アーカイブ:2024年

柏市 K様邸 木工事⑤ (2024年04月09日)

K様邸の続きです。

キッチン工事の前にキッチン周りの造作工事を

進めました。

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軒先に貼っている軒天を破風材と同じく茶色に塗装しました。

このブログの1個前だと塗装前の白色の軒天になっています。

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階段が取り付いたところで、階段の天井野縁を

組んでいきます。

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キッチンの工事が入りました。

キッチンパネルを貼っていって、本体を据え付けていきます。

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気密測定に入ります。

これは家の気密性がどれだけとれているのかを

数値により、測定します。

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このような機械を用いて行います。

全ての窓や外気に通ずるところを閉めて、中の空気を

この右側の機会で外に出して、外から入ってくる空気の

量を測定し、家にどのぐらいのすき間があるのかを

調べます。

外工事では黒色の雨樋がつきました。

これで雨が降っても屋根面から雨樋に排水されていきます。

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中では天井野縁と同時に1階の天井に接続する

冷房の断熱ダクトの配管を回していきます。

写真の銀色のものがダクトになります。

今回は床下・小屋裏エアコンで空調をするという

建物なので、この時点でダクトの配管を行います。

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下の写真は小屋裏から1階に向かう配管です。

ここはPS(パイプスペース)として壁になります。

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2階の天井のボード貼りが始まっています。

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足場も解体され、建物全体が見えてきました。

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ボード貼りも進んでます。

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内部の造作材も進んでいます。

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現場完成見学会

4月20日(土)・21日(日)

<詳細はこちらへ>

 

規格住宅ワンズキューボ【TypeH 30坪】 (2024年04月08日)

みなさん、こんにちは。

ワンズキューボの規格住宅を

いくつかご紹介していきますね。

 

〚 TypeH  30坪 〛

— ワイドLDKスタイル ―

 

リビング・ダイニングを長手方向に配置し、

空間に広さと奥行きを持たせ視線や空気の流れを

感じることのできるプランです。

26帖の大空間LDKは家族が自然と集まる

団らんの場所となっています。

 

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1F

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2F

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【a】エントランス横には、大きなシューズクローゼットを配置。

ゴルフバッグやコート等もここに収納されることを想定しています。

 

【b】キッチンにはアイランドカウンターを配置し、

作業効率と収納性を確保。キッチン横のミニパントリーには、

散在しがちな小物類を一か所にまとめてしまうことが可能です。

 

【c】2方向に開口を設けたLDKは、

内と外を「TUBE」でつなぐことにより、

開口部からの視線は広がり、

心地よい空気の流れを感じることができます。

 

【d】2階の居室、クローゼットの内部壁は大半が

構造耐力に影響しない後間仕切壁です。

家族構成やライフステージの変化にも対応できます。

 

【e】奥行きのあるインサイドガーデンは

単なるバルコニーとしてだけではなく、

半外部空間を楽しむ場としても活用できます。

 

 

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※イメージパースの外構、家具類、造付け家具は金額に含まれておりません。

 

2階にもトイレがあるプランです。

後間仕切壁を移動して間取りを

カスタマイズすることも可能です‼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柏市 K様邸 木工事④ (2024年04月05日)

K様邸の工事の続きです。

外壁貼りもだいぶ進みました。

足場により見えずらいのですが

正面の濃い色の外壁がアクセントになっています。

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軒先には茶色の防火破風材と外壁内部からの通気を流す

白色の軒天換気材を取り付けました。

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ここでユニットバスの工事が入りました。

浴槽を運んでますね。

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最近は鏡がないものが多いですね。

マグネットがつく壁ですので、自分でいろいろと

カスタマイズが可能です。

断熱が終わったので、外壁側に面している部分の

石膏ボードが始まりました。

これが始まるといよいよ木工事終盤ですね。

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それに伴い、内部間仕切り壁用の石膏ボードも入りました。

このボードを運ぶ荷上げ屋さん、1階でこのボードを3~4枚

担いで運んできます。とんでもないパワーです。

私でも頑張って1回に2枚ぐらいしか持てません・・・

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外壁工事も貼る工程は終わりましたので

目地のコーキング打設の作業に入ります。

マスキングテープの間が目地ですので、その部分に

コーキングを打っていきます。

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同時に天井材を貼るための天井野縁も組んでいきます。

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階段の取付にも入ります。

まずは階段の踏み板を支える下地をつけていきます。

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踏板をつけてみます。

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階段の取付が終わりました。

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UA値とは? (2024年04月04日)

柏市 C値0.5以下

 

 

 

 

 

4月に入りました!

私やうちの会社は

あまり年度に関係ない生活・仕事をしておりますが

梅や桜が咲き

冬の空が低く感じる晴れから

春のスカッとした晴れに移り変わり

なんだか気持ちが切り替わる感じがします!

さぁ新しいスタート!!

と思ってた所で

昨日台湾沖で地震があり

沖縄にも津波が到達したとの事でした

今年は元旦に能登半島地震があり

今回は沖縄付近

私が建築士の勉強をしていた時に

「沖縄周辺は地震が少ないので耐震係数を低く計算できる…」

云々の勉強をしていた記憶があったので

沖縄周辺で大きい地震があった事にビックリしました

まぁ

絶対に地震が来ない地域など

少なくとも日本周辺には無いと思うので

万全の対策をしておく事に越した事はありません

 

ちょうど先日のブログでお話した通り下記の

柏市 C値0.5以下

 

 

 

 

・耐震等級3

・UA値 0.49以下

・C値 0.5以下

の告知を始め

それぞれの「ワード」の説明をしようか?

と思っていた所で

既に耐震に関する事を書いていたので

そちらの内容を是非ご覧下さい

<クリックするとページに飛びます>

・命を守る性能

・命を守る性能2 耐震性能

・命を守る性能3 耐震性能

 

 

さて

前段が長くなりましたが今日は

「UA値(ゆーえーち)」

の説明をします

UA値とは「外皮平均熱貫流率」

の事で

Uが熱貫流率

Aがアベレージ(平均)で

計算式としては

UA値=家全体から逃げる熱量÷外皮面積

(*外皮とは屋根・壁・床等の外気(外)に接している部分の事)

単位は「W/㎡K(わっとぱーへいべいけるびん)」

という事で「外皮平均熱貫流率」なのですが

(K=ケルビンはここでは忘れて下さい)

難しい事はさておき

簡単に言うと

・断熱性能を表す数値

・数値が低いほど断熱性能が高い

という事になります!

何も難しい事はありません

難しい事はプロに任せておけば良いのです!

一般の方はコーヒーでも飲みながら業者に

「お宅の会社はUA値いくつざます?」

と涼しい顔で聞けば良いだけです!

(*ちなみに2013年より前は断熱性能を表す数値はQ値(きゅーち)と呼んでました)

 

ほんの少し前まで…

いや

おそらく今でも

地元工務店の社長や

建売・ローコストの営業マンは

「うちは大工の腕が良いので大丈夫ですよ!」

「私の経験と勘で保証します!」

「うちの建物は断熱がしっかりしてるので暖かいですよ!」

なんて

何の根拠もなく

セールストークを繰り広げていましたが

今現在住宅の断熱性能は

数値で表せる時代です!!

他の似たようなもので言うと

車の燃費のようにメーカーや車種で比較できます

簡単ですよね?

分かり易いですよね?

なので

これをスパッと言えない営業マン・会社とは

話しをしない方が良いですよ

 

「別に有名なハウスメーカーに任せとけば安心なんでしょ?」

と思う方も多いと思いますが

もちろん

一部しっかりやっている会社さんもいますが

大多数の量産ハウスメーカーの家は

冬〇ソ寒いです…

当社は良く

量産ハウスメーカーで家を建てて

その家が寒すぎるので

「何とかなりませんか?」

とお問合せを頂きます

そんなお宅を何軒も見てきました…

大金をかけて建てたのに…

 

家は一回建てたら

少なくとも30~40年は住むと思います

車のように5年前後で買換える訳には行きませんので

なるべく失敗したくないと思います

皆さん家を建てる時

・カワイイ(カッコいい)家を建てたい

・収納が多い家が良い

・間取りが良い家が良い…etc

様々な希望・要望があるかと思いますが

それらを叶えるためにも

基本性能がしっかりした家を選ぶべきです

希望通りのカワイイ家を建てても

40年ずっと冬寒くて夏暑い家は嫌ですよね?

どうですか?

よく

「木造住宅は寒い」

というイメージをもってる方も多いですが

そんな事はありません!

断熱性能=快適性能は

数値化できる時代になりました!

 

またピンと来ない方は

当社の体験館にご案内しますので

実際に感じてみて下さい

 

次回は

では実際にUA値の数値にまつわる話

どれ位が良いのか?

を説明します!!

 

以下告知

 

~はじめてでも失敗しない~

家創り 1stステップセミナー

4月6日(土)13:30~17:30

<詳細はこちらへ>

 

現場完成見学会

4月20日(土)・21日(日)

<詳細はこちらへ>

 

 

 

 

 

シュッ〆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

規格住宅ワンズキューボ【TypeW.L (8P) 30坪】 (2024年03月25日)

みなさん、こんにちは。

ワンズキューボバルコニー無しプラン

3つ目をご紹介します。

 

■バルコニー無しの間取り編

〚TypeW.L (8P) 30坪〛

— 暮らしをより愉しく快適に —

 

シューズクローゼットやファミリークローゼットの配置と、

家事ラクな動線とランドリールームで利便性を高め、

吹き抜けに面したファミリーホールも便利な、

愉しく快適な暮らしを育むプランです。

 

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1F

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2F

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【a】玄関ホールにはたっぷりと収納出来る

シューズクローゼットを配置。

靴だけでなく出番の多い傘やコート、

外遊び道具、ゴルフバックなどの収納にも便利です。

 

【b】エントランスホールに隣接する建具を開け放つと、

LDK側と洗面・ランドリールーム側の2方向へ繋がる

回遊式の家事ラク動線となっています。

忙しい朝にも、手荷物いっぱいの買い物帰りにも助かります。

 

【c】LDKの向かい合う2面に大きく開口部を配置することで

「TUBE」を内包し、室内に内と外の繋がり、

光と風の通り道ができ開放感と心地よさが広がります。

 

【d】ホールや廊下を最小限にし、

ゆとりのある洗面・ランドリールームを配置しています。

洗濯物の「洗う、干す」をこのスペースで完結し、

ハンガーに吊るしたままファミリークローゼットへ移動ができます。

 

【e】ランドリールームで乾いた衣類は、ハンガーに吊るしたまま

ファミリークローゼットへ移動する家事ラク方式。

ファミリークローゼットに吊るされた家族それぞれの衣類は

自分の部屋へ横移動もラクラクです。

 

【f】2階の吹き抜けに面した開放感のある

ファミリーホールは1階のLDKと程良く繋がりながらも、

趣味やテレワークなどに集中できる居心地の良いスペースです。

 

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※イメージパースの外構、家具類、造付け家具は金額に含まれておりません。

 

 

バルコン―なしプラン以外にも

インナーバルコニー付きのプランやガレージ付きのプラン、

平屋など様々なプランをご用意しております。

敷地の大きさや形状に合わせて、

ご希望のプランを選んでください。

 

 

 

 

 

 

補助金でお得に‼「断熱窓リフォーム」 (2024年03月23日)

みなさん、こんにちは。

 

さて‼

今、巷でも話題の「断熱窓のリフォーム」ですが

(↑↑ホントに話題になってるか~?? 笑 )

ミヤケンでは

性能向上‼ & 快適性もUP‼

するので、めちゃくちゃオススメしております‼

 

今回、断熱窓に交換すると

補助金がもらえるうれしい制度

があるので、この機会に皆さんいかがですか~???

 

補助金DM表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<クリックすると大きく見えます>

 

 

家の中で、熱の出入りが一番大きいのは「窓」です‼

窓の断熱性能を高めると…

*結露の発生を抑える‼

*夏の厳しい日射熱をブロック‼

*冬の健康リスクが少なくなる‼

*光熱費の削減‼ などなど

お悩みが解消されます。

是非、補助金を活用して窓の性能高めてください‼

 

 

そしてそして〜‼

窓だけじゃないんです‼

給湯器でも補助金が出ますよ〜‼

しかし、

細かい説明は割愛しますが…

ガス給湯器単体の工事だと

補助金がでません。

 

エコキュートであれば

1台8万円

の補助金が出ます‼

 

詳しいことはお問い合わせくださいね。

 

新しいエコキュートに交換したい方は

是非ご連絡ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

規格住宅ワンズキューボ【TypeW.L (7P) 31坪】 (2024年03月18日)

みなさん、こんにちは。

さて、今回はワンズキューボの

バルコニー無しプラン2つ目をご紹介します。

 

 

■バルコニー無しの間取り編

〚 TypeW.L (7P) 31坪 〛

— 暮らしをより愉しく快適に —

 

家族が集う大空間LDKとランドリールーム、

シューズクローゼットを家事ラク動線で繋いだ動き易さと、

吹き抜けに面したファミリーホールが程良くLDKと繋がった

住み心地の良いプランです。

 

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1F

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2F

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【a】玄関ホールにはたっぷりと収納出来る

シューズクローゼットを配置。

靴だけでなく出番の多い傘やコート、

外遊び道具、ゴルフバックなどの収納にも便利です。

 

【b】エントランスホールに隣接する建具を開け放つと、

LDK側と洗面・ランドリールーム側の2方向へ繋がる

回遊式の家事ラク動線となっています。

忙しい朝にも、手荷物いっぱいの買い物帰りにも助かります。

 

【c】おしゃれなリビング階段と吹き抜けのある

20畳の大空間LDKは開放感と居心地バツグン。

リビング、ダイニング、キッチンの三角形の位置関係は

お互いの理想的な距離感になっています。

 

【d】ホールや廊下を最小限にし、

ゆとりのある洗面・ランドリールームを配置しています。

洗濯物の「洗う、干す」をこのスペースで完結し、

ハンガーに吊るしたままファミリークローゼットへ移動ができます。

 

【e】ランドリールームで乾いた衣類は、

ハンガーに吊るしたままファミリークローゼットへ

移動する家事ラク方式。

ファミリークローゼットに吊るされた

家族それぞれの衣類は自分の部屋へ横移動もラクラクです。

 

【f】2階の吹き抜けに面した開放感のある

ファミリーホールは1階のLDKと程良く繋がりながらも、

趣味やテレワークなどに集中できる居心地の良いスペースです。

 

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※イメージパースの外構、家具類、造付け家具は金額に含まれておりません。

 

 

 

 

 

命を守る性能4 快適性能 (2024年03月16日)

宮崎建設ポスター

 

 

 

 

 

 

 

少し間が空いてしまいましたが

能登半島地震をキッカケとして

災害時に命を守る性能として

・まずは耐震性能

・その後の快適性能

が重要という事で

耐震性能の所まで終わりました

<↓下記参照>

<命を守る性能>

<命を守る性能2 耐震性能>

<命を守る性能3 耐震性能>

 

そして今回はその4として

快適性能についてお話します

(当社ニュースレター用を再編集しております)

 

前回までは耐震性能の事

耐震等級3で建てるとそんなにコストが掛からず

震度7の地震に数回耐えられそうだ

というお話をしました

そして

もう一つ災害時に有効だと思われる建物の性能

建築的に言うと断熱・気密という事なのですが

ここでは分かり易く「快適性能」とします

これは地震の時だけでなく

停電等のエネルギーの供給がストップした時にも有効なので

こちらも非常に重要な事だと思います

 

さて

東日本大震災から13年が経ちましたが

その発生した時期を振り返ってみると

・東日本大震災  2011年3月

・熊本地震    2016年4月

・能登半島地震  2024年1月

となっており

今回にあわせて少し調べてみましたが

東日本大震災以降

日本では震度6弱以上の地震は31回起こったようですが

その発生時期は冬場か中間期でもまだ寒い時で

7・8月には1回もありませんでした

地震の事は良く分かりませんが

傾向としては大地震は寒い時期に発生するようです

 

夏を軽視するつもりはありませんが

令和二年度の残念ながら熱中症で亡くなられた方は1,528人でしたが

2015年の調査ですが

冬季に低温の影響で亡くなられた方は

なんと12万人だったそうです!

人間が寒さにさらされるという事は生命に直結すると言っても良いでしょう

耐震等級3で家を建て

何とか命をとりとめ

住む場所が確保できていたとしても

その後はすぐに「寒さ」という問題に直面します

 

余談という訳ではありませんが

当社にご相談に来るお客様で

築40年くらい経った家に住まわれている方だと

「宮崎さん、うちは昼間外より寒いんですよ…」

と言われる方がよくいます

これは太陽熱という

未来永劫無償のエネルギーを有効活用できていない設計をしているからです

すなわち

これを有効活用しているのが

「パッシブデザイン」

という設計手法です!

 

確かに敷地条件によっては

日射の取得が難しい所も結構あります

しかし

全く無理…という事もありません

設計者の腕の見せ所にはなりますが

私の中でも対処法と言いますか

幾つか解決方法はあります

それでも無理そうな時は逆の発想で

とにかく「溜まった熱を逃がさない」家創りにシフトします

つまり断熱・気密の強化

そしてチョッとした工夫をします

 

ここでは細かい技術的な事は割愛しますが

パッシブデザインを簡単に言うと

「お日様に素直な設計をして熱を取り入れる」設計の工夫と

「断熱・気密」をしっかり利かせる施工によって

「無償の熱を取り入れそしてそれを逃がさない」

建物を作る事によって

まぁ皆さんそれぞれ体感が違いますので

全員が…とまではいかないかもしれませんが

災害時のエネルギー供給が絶たれた状況でも

多くの人が健康被害を受ける事無く

厳しい状況を乗り切れる技術が

現代の家作りでは確立しています!
最近は年々

サッシなどの建築部材の性能も向上し

経験を積めば積むほど

うちの会社の施工技術も上がっているのだと思いますが

計算上の数値以上に暖かい家作りが出来ているような気がします

 

現在日本において

建物の断熱性能を表す基準として

「UA値(ゆーえーち)」

というものがあり

その中でも民間の先進的基準としてHEAT20というものがあり

下記のようにグレード分けされており

・G1-概ね室温が10℃を下回らない

・G2-概ね室温が13℃を下回らない

・G3-概ね室温が15℃を下回らない

G3というのが一番高い基準なのですが

当社最新の通常仕様で数値的にはG2を少し上回る程度なのですが

(予算をかけて頂ければG3も出来ます)

私が思った通りにパッシブデザインがピタッとはまると

平均的に真冬で無暖房であっても天気さえ良ければ

お昼12時の時点で室温20℃前後

10時間後の温度低下が2~3℃程度です

もし曇りや雨の日でも

断熱・気密性能が良ければ

朝起きた時でも室温15℃を下回る事は年に数回程度だと思います

 

ヒートショックを引き起こす温度の目安が

14~15℃と言われてますので

無暖房の状態でも何とかクリアする家創りが出来てきました!

 

まぁ

尚且つロケーションの良い場合のお宅ですと最近

「宮崎さん、冬暑いんだけど…」

と言われる事もあるのですが

そこは宮崎建設の面目躍如という事でご勘弁ください

(2階の窓を開けるなどして調節して下さい)

 

重要な事ですが

パッシブデザインは「建物の性能」で

「建てたら快適なんでしょ?」という事では無く

「昼暖かい時はカーテン等を開け日射で熱を取り入れ、夜寒くなる前にそれらを閉め暖気を逃がさない(冷気を入れない)」

などの生活者の工夫とセットで初めて効果を発揮します

そして話しがぼやけるのでここでは割愛しますが

断熱・気密がキチンと出来ている家は

冬とは違う工夫で夏の温度上昇も抑える事が出来ます!

 

さて

どうでしょうか?

皆さんはどういう家を建てたいですか?

ここまで書けば答えを言うまでも無いと思いますが

私の成長や世の中の情勢もありますが

当社の家創りや考え方も

一棟やる毎に変化・進化しております

OBのお客様には申し訳ありませんが

最新の建物が当社のベストとなるのですが

これを見ている皆さんは

「そんなの当り前でしょ?」

「有名な会社に頼めば安心なんでしょ?」

とは思わないで下さい

名のある量産ハウスメーカーでも

耐震等級3とれてない会社はあるし

〇ソ寒い家作ってる会社はザラにあります!

 

1棟でも多く性能が良い家が出来

そういう家を選ばれる方がどんどん増える事を心より祈っております

下世話な言い方ですが

「命はお金で買えるかもしれません」

 

以下告知

 

~はじめてでも失敗しない~

家創り 1stステップセミナー

4月6日(土)13:30~17:30

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現場完成見学会

4月20日(土)・21日(日)

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シュッ〆

 

 

 

 

 

柏市 K様邸 木工事③ (2024年03月16日)

K様木工事の続きです。

躯体にかかる工事が終わったので第3機関による

躯体検査を受けます。

ここでは指定されている場所に筋交いが取り付いているか、

外壁の透湿防水シートは正しく貼られているか、

構造金物等も取り付られているかなど検査してもらいます。

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躯体検査無事に合格しました。

玄関の框も取り付きました。上にキズがつかないよう

養生を施します。

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今回のK様では第1種換気方式を使います。

第1種換気方式とは、給気と排気を機械設備で行う形になります。

下の写真はその換気設備をつけるために、

外部の面材に穴を開けて、

最後の機器の取り付けができるようにするための配管を通します。

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サッシの窓枠も取り付きました。

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床貼りも同時にスタートです。

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外壁も貼り進んでいます。

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床貼りも進んでいます。

今回はスギの無垢の床材で表面にUV塗装されているものを

貼っています。

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躯体検査も終わったので、いよいよ断熱工事に入っていきます。

まずは断熱を吹き込むために柱などににシートを貼っていきます。

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このような形で紙貼りしていきます。

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吹き込みしていきます。

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柱の間にパンパンに断熱材を吹き込んでいきます。

これで現場も建物の中がだいぶ暖かくなります。

スギの無垢材 (2024年03月15日)

みなさん、こんにちは。

 

ミヤケンの注文住宅(フルオーダー)では、

栃木県鹿沼市で育った「スギ材」を使用しています‼

お時間や時期が合えば一緒に山へ行き、スギの木を

伐採してもらいます。

大木が倒れる瞬間は、その場でしか味わえない

感動が待っていますよ〜‼

 

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スギは日本を代表する木材の1つです。

他の木材に比べると空気層を多く含むため

調湿効果と断熱性能が高いのが特徴です。

 

自宅でスギの床材を使っている部屋があるんですが、

冬はあのヒンヤリ感がありません‼

合板フローリングの部屋と比べると違いが良くわかります‼

 

柔らかいので傷は付きやすいですが、

(気になる方にはデメリットと感じてしまうかも…)

傷を“経年変化の一つで味わいあるもの”

と感じていただける方にはとっても

おすすめの木材です。

 

 

同じスギ材でも産地によって表情が変わってきますが、

ミヤケンでは、構造材も造作材も同じところで育った

木を使っているので、統一感がある仕上がりになっています。

 

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昨年あたりは材木費の高騰の影響が残っていたので

LVL材のワンズキューボ仕様の注文住宅を

おすすめしていましたが、

材木費の単価が落ち着いてきたので

無垢材の方が安く建てられる可能性も出てきています。

 

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スギの柱は4寸(12cm角)

 

注文住宅をお考えの方で

ミヤケンの家創りにご興味があれば

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